【原点】私が介護離職防止コンサルタントとして、伝えたいこと
- Sumiko Lee
- 1 日前
- 読了時間: 2分
~介護を「愛おしい記憶」にするために、私たちが守るべきもの~

この週末、街角でふと目が留まる親子連れの姿がありました。
年老いたお父さんのカバンの紐を、息子さんが立ち止まってそっと直してあげている。 その何気ない一瞬に流れる優しい空気に、思わず足を止めて微笑んでしまいました。
それと同時に、自分の中の19年間にわたる「ダブルケア(両親介護×子育て)」の記憶が溢れ出しました。

視力を失った母の手を引き、一歩ずつ歩幅を合わせて歩いたこと...
スプーンを口元に運ぶと、美味しそうにアイスを食べてくれた無邪気な笑顔...
体幹が弱った母をベッドで起こそうとしても、コロンと後ろにひっくり返ってしまう「それじゃ、だるまだよ〜!」と二人で顔を見合わせて笑い転げたこと...
今、私がそれらを「愛おしい記憶」として振り返ることができるのは、 当時、必死に「心の余裕」を守り抜いてきたからに他なりません。
私は、19年間にわたり両親の介護と子育て(ダブルケア)に向き合い、仕事との両立を実践し続けてきたコンサルタントとして、強くお伝えしたいことがあります。
「人は、余裕がなければ、大切な人を大切に、優しくなりたくてもなれない」 ということです。
介護が過酷な現実としてのみ記憶されてしまうのか、
それとも人生の大切な1ページになるのか。
その分かれ道は、個人の精神力や努力だけではなく、
周囲のサポートや仕組みによる「余白」があるかどうかにかかっています。

私が「介護による離職防止」を支援し、
「ポジティブ介護アプローチ」を提唱するのは、
仕組みによって心に余白を作り、
こうしたかけがえのない時間とキャリア、
ひいては、会社の未来を守るためです。
仕事も、介護も、育児も。
どれか一つを諦めるのではなく、すべてを抱えながらも、笑い合える瞬間を持てる社会へ。
ANAでの人材育成、キャリアコンサルタントとしての知見、そして19年の両立実践者としての想いを込めて、これからも企業の皆様と共に歩み続けてまいります。
具体的な経歴などはこちらのページをご覧ください。




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