部下から「親の介護」と相談されたら?管理職が最初にすべき3つのこと
- Sumiko Lee
- 2月17日
- 読了時間: 3分

部下から「親の介護」と相談されたら?
「実は、親の介護が始まりそうで…」
ある日突然、部下からそう打ち明けられたら、あなたはどう対応しますか?
制度の説明をすればいいのか。
詳しく状況を聞いた方がいいのか。
それとも、まずは様子を見るべきか。
実は、多くの管理職が“最初の対応”に迷っています。
介護離職は突然始まるものではない
介護離職は、ある日突然起きるわけではありません。
多くの場合、水面下で少しずつ進行しています。
・通院の付き添いが増える
・急な呼び出しが発生する
・仕事中も気持ちが落ち着かない
それでも本人は、「迷惑をかけたくない」と思い、なかなか言い出せません。
だからこそ、最初の一言がとても重要になります。
管理職が最初にすべき3つのこと
① すぐに解決しようとしない
管理職の役割は、“問題を即解決すること”ではありません。
まずは
「話してくれてありがとう」
と受け止めること。
それだけで、安心感は大きく変わります。
② 制度説明だけで終わらず「業務への影響」も整理する
制度の案内や個別周知は重要です。
そのうえで、同時に確認しておきたいのが
「業務上、どのような影響が出そうか」という視点です。
・急な早退の可能性はあるか
・出張や時間帯に制限が出そうか
・業務の進め方に変化が必要か
業務への影響を整理しておくことで、
制度活用や職場での対応も現実的に進めやすくなります。
③ 管理職だけで抱え込まない
業務への影響が見えてきたとき、
それは管理職個人の対応だけで解決できる問題ではありません。
誰か一人への配慮ではなく、
職場全体でどう向き合うかを考えるきっかけになります。
管理職がすべてを抱えるのではなく、
チームや組織と共有する視点を持つことが、結果的に現場の負担を軽くします。
介護対応は特別なケースではなく、
これからの時代のマネジメントに共通するテーマでもあります。
「相談がない=問題がない」ではない
「うちにはまだ介護の相談はありません」
そうおっしゃる企業もあります。
しかし実際には、
“言えていないだけ”ということも少なくありません。
優秀な人ほど、周囲に迷惑をかけまいと静かに限界を迎えます。
離職は、静かに進行するリスクです。
最後に
介護両立支援は、特別な人のための施策ではありません。
「いつ、誰に、何が起きてもおかしくない」
その前提でマネジメントを考えることが、組織の持続力を高めます。
管理職向けに、初動対応の整理や考え方を共有する機会も設けています。
現場で迷いを感じることがあれば、お気軽にご相談ください。




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